GS通信vol.10 子どもたちの主体性を育む
当教室では、宿題は生徒さんと相談の上
その分量を決めていきます。
そんな中で新しく入会したばかり
の生徒さんからよく耳にする言葉。
「どっちでもいいです」
優柔不断なのか、単にやる気がないのか、
とにかく主体性がないことだけは確かです。
そんな時、私はこう返します。
「私もどっちでもいいです。
自分の宿題ですから自分で決めてください」
そう言ってはじめて生徒さんは、
自分の宿題の分量を真剣に考え始めるのです。
人からやらされる勉強ほど苦痛である事は
今も昔も変わりません。
ほんのちょっとしたことですが、
宿題を自分で決められるという自由を
手にした瞬間から、主体的な学びへと繋がる
第一歩はスタートしてゆくのです。

