GS通信vol.6 学力UPの鍵
今まで数多くの生徒さんを学習指導させて
頂いた経験から一つはっきりと分かっている
ことがあります。
それは、答え合わせの習慣と学力の高低は
正しく比例するということです。
なかなか成績が上がらない子供たちの多くは
テキストの丸付けを自らやりたがりません。
理由は簡単。『間違い直しが面倒くさいから』
テキストを前に進めたことだけに満足して、
ミスを修正することなく、むしろ間違った
解法をさらに定着させてゆく泣
また丸付けの精度もしかりです。
英語なんかは特に、スペリングミスや3単元S
の付け忘れがあっても全部〇にしてしまう。
実のところ学力は正答と誤答の間を埋めよう
とするまさにその瞬間にこそ育まれるもの
なのです。
人からの情報を自分の脳が理解できる形に
変換することが理解であり、理解した知識
をアウトプットし、正誤を確認することで
正しい知識が脳に定着する。
要するに答え合わせをしないということは、
自ら学力向上の芽を摘んでいるということに
他ならないわけです。
教室では、テキストを1~2ページ進めるごと
に、丸付けをするよう指導しております。
また答えを見て、自分で間違えた理由を分析
する時間も大切にしております。
分からないからすぐ人に教わろうとするので
はなく、まずは自分の頭でじっくりと考える。
学力UPの鍵はこういうところにも隠れている
わけです。

